2022-10-20
こんにちは!安心安全・食アドバイザーの前田ともです。
心身共に健やかな暮らしの為の安心安全な食の選び方や食習慣のことなどお伝えしています。
子育て中のママで妻であると、日々自分のこと以外に一生懸命な女性って本当に多いと思います。一生懸命なのに、ついイライラ・カリカリしてしまい仕事や子育てが上手くいかないとか、生まれ持っての性格だからどうにもならないなど思ってしまうことありませんか?
食改善をする前はイライラするのは性格だからと思っていました。
けれど、食改善をしていくうちに、色んなこと、言葉やにおい・薬・添加物などに過敏に反応してしまう私の感受性は緩くなり、反応は少々出るんだけど過敏にはならずに済んだとか、様々な症状改善の実体験がありました。
NVCという非暴力的コミュニケーション の学びを1年続けていくうちに、イライラや怒りの感情が湧くのは、全て、他人の影響により起こる事ではなくて、自分の中のルールや拘り、価値観などにより起こることを知った時、ああそれならやっぱり食、栄養状態によりイライラしやすさは凄く影響を受けるなと感じました。
ママであり妻であり女性であるあなたに一番に幸せになってもらいたい!あなたが幸せであれば、周りの家族も元氣に生き生きと過ごせると思っています。
心と体と食事はすごく関係が深いです。食改善を学びながら実行すればするほどこのことを実感しています。性格だからと思っていたことが、食事を変えることで思考パターンまで変わってきたりします。
心身共に健やかになるには色々なアプローチの仕方があります。色々ある中でも、食の選び方や食習慣のことは最も重要で外せないことだと感じています。
皆様のこれからの幸せでウキウキするLIFEに少しでもお役に立てたらと思っています。日々の食で、これを変えたら体が変わったとか、知るとお得だよ〜という情報をシェアしていきたいです。
今回は忙しい女性の味方、朝にまた補食におすすめのスムージーをご紹介したいと思います。体を冷やしそう、血糖値が爆上がりしそうとおもい飲んでいなかったのですが、たくさんのメリットが分かり、飲みはじめたらとても調子が良いのでご紹介します。
肌荒れ、うつ、よく眠れない、ものわすれは鉄不足かも
『メンタルヘルスは食事から』とおっしゃる奥平智之先生のお話を聞く機会がありました。奥平先生は日本精神医学研究会会長で精神科専門医、漢方専門医、認知症専門医でもあります。あらゆる精神疾患には栄養の問題に伴う精神症状が重なっている可能性があるとおっしゃっています。
鉄、ビタミンD、コレステロール、ビタミンD、タンパク質、マグネシウム、亜鉛は体の代謝においてとても重要な働きをしていますが、これらのうちどれか一つでも足りなくなると心はうつ状態になってしまうそうです。そして、日本人女性の多くが鉄不足に陥っていることも驚きです。
鉄欠乏の女性が妊娠すると、赤ちゃんも鉄欠乏になりやすいことも明らかになってきています。鉄不足は赤ちゃんの脳の神経発達に影響するそうです。
女性の場合、有経女性に限らず、終了した後でも長年の鉄欠乏の蓄積により、その後も鉄欠乏が続いてしまい、不調の原因になっていることもあるそうです。
また、女性に限らず、男性でも、汗や激しい運動による刺激や筋肉疲労などでも鉄は使われていくので鉄欠乏に陥っている方もいるようです。
こんなに重要な働きをしている鉄。ですが… 鉄欠乏を回復させていくのに、サプリメントを取り入れるのは簡単なことなのですが、体に何らかの炎症があると、ちゃんと吸収されません。そうなると、余った鉄が体の中で良くない作用を起こし、鉄欠乏改善にはならず、むしろ、より炎症が悪化してしまいます。なので、診断なしに自己判断で安易にサプリメントに頼るととんでもないことになります。
先ずは、鉄の吸収を良くしていくためには食事の見直しがとても大切になってくるのです。
まず気をつけることは
①タンパク質をしっかりとる
②炎症の対策をする
③鉄不足の対策をする
そうはいっても、長年欠食したりしていると消化力が落ちていて、朝からタンパク質が中々取れないということもあるかと思います。
その点スムージーは作りやすく、飲みやすく、タンパク質補給もしやすいのでとてもオススメです。
スムージーにする良さ
スムージーは野菜や果物から作るので、食物繊維がとれるうえ、プロテインを入れることでタンパク質も補いやすくなります。
野菜や果物の栄養はそれぞれの細胞の中に潜んでいます。ポリフェノールなどの有効成分は細胞壁という固い組織に閉じ込められているので、サラダで食べたとして、噛むだけでは中々取り出せません。スープなどにして加熱するか、ミキサーで細胞壁を砕いてしまうことが大事になってきます。粉砕されることで、中の栄養素を効率的に消化吸収できるようになります。鉄欠乏していると胃腸の粘膜も弱っていることが多いので、消化や吸収が良いスムージーにすることは負担も軽くなりより良いのです。
果物や野菜のポリフェノールやカロテノイドといった抗酸化物質、そしてビタミン・ミネラルを摂ることで体の炎症対策ができます。
プロテイン入りスムージーの作り方をご紹介したいと思います。
スムージーの作り方
スムージーの材料
冷凍ブルーベリー 80g
りんご 1/2個
にんじん(皮ごと) 1/2本
季節の葉野菜(小松菜) 1束(30g位)
水 100ml
プロテイン 20〜40g
※亜麻仁油(エゴマ油) 大さじ1(12g)
※Mo3(日本リポリュートリション協会代表理事 地曳直子さん開発)モスリーもおすすめ
〈作り方〉
①冷凍ブルーベリーはそのまま使う。りんごは洗って種、芯を取り除き、3cm角位に切る。葉物は根本の泥をよく洗い流し、3cm長さくらいに切る。
ベランダ菜園でベビーリーフが収穫できる大きさになっていたので、根っこごと引き抜き、根っこの泥をよく洗い流して使いました。葉物は、実は地上部の茎や葉、地下の根っこは栄養分が同等づつ含まれているそうです。市販のものでは根っこが使えないものが多いですが、家庭菜園やベランダ菜園ならではの醍醐味!ぜひありましたら、根っこごとスムージーにしましょう。
②全ての材料をミキサーに入れて攪拌する。
今回はヘンププロテインと良質の油はモスリーを使いました。
ヘンププロテイン↓
モスリー↓
③コップに注ぎ入れる。
ゆっくり噛むようにしながら飲む。噛むのは胃酸が出るのを促進するためです。食べ物の消化吸収のために胃酸をしっかり出させることはすごく大切です。
ヘンププロテインはミネラルであるマグネシウム、亜鉛、鉄分が豊富に含まれています。またこのレシピだと、ステップ①②のタンパク質をしっかりとる、炎症対策をするのにぴったりなのです。
炎症対策として、まずブルーベリーのポリフェノール量は果物の中でもトップクラスです。抗酸化力が非常に高いです。にんじんに多いβ-カロテンも強い抗酸化力があり、一部が体内でビタミンAに変換されて皮膚や各組織の保護、免疫力調整など沢山の改善効果が明らかになってきています。緑の葉物にはβ-カロテンの他にビタミンKも含まれています。血糖コントロール改善、抗がん作用などが明らかになっています。また造血のビタミンといわれる葉酸やミネラルも豊富です。
三大栄養素の一つである脂質である油、ダイエットのために太るからと避けようとする方がいますが、大間違いです。三大栄養素、つまり最も大事な栄養素です。その重要な油ももちろん質が大事です。積極的にとってほしいのはオメガ3系の油で、亜麻仁油やエゴマ油やお魚のDHA、EPAです。これらの油はどれも炎症を抑える効果がとても大きいです。アトピー性皮膚炎や何らかのアレルギー症状があるならば油の見直しをしていただきたいと思っています。他には、Mo3のような癖がなく使いやすく効果も大きい油もおすすめです。
ミキサーさえあれば作るのは簡単で、日本人に多い、しかも欠乏すると沢山の症状に影響を与えている鉄欠乏の改善にも効果的、飲んで美味しいスムージー、是非日々の食に取り入れてみてはいかがでしょうか?
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安心安全・食アドバイザー
前田 とも