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2021-11-06

こんにちは。

パートナーシップコーチの堀内直子です。

 

 

 

お金は道具

 

お金は、私たちが幸せに生きていく上で、とても《便利な道具の1つ》です。

 

お金を使うことで、衣食住などの基本的欲求や安心安全の欲求を満たすことができるのはもちろんのこと、旅行や芸術鑑賞、趣味や習い事など、自分の視野を広げ、学びを深めるチャンスも与えてくれます。

 

 

また、そういった新たな体験を通して、人との出会いも広がりますし、趣味や習い事などの共通点から、かけがえのない仲間やパートナーを得ることもあるでしょう。

 

 

このように、お金は、私たちの幸せの幅を広げ、人生をより豊かにしてくれる、とても便利な道具なのです。

 

 

 

お金と人との関係

 

 

 

しかし、実際世の中を見渡すと、本来人間にとって便利な道具であるはずのお金と人との関係が、本末転倒と言わざるを得ない状態に陥っていることが、少なからず見受けられます。

 

例えば、お金をもっとたくさん得るために、寝る間も惜しんで働き、気づくと自分自身の心や体を壊してしまっていたという話を、よく耳にします。

 

 

また、仕事が忙しくなることで、家族やパートナーと過ごす時間が減り、心がすれ違ってしまったということも珍しくありません。

 

 

家族やパートナーは、苦楽を分かち合いながら、共に幸せな人生を紡いでいく大切な相手であるはずですが、道具であるお金をもっとたくさん得ようとして、その大切な相手を遠ざけてしまうのは、まさに本末転倒と言えるのではないでしょうか。

 

 

そうは言っても、生きていく上で、お金はやはり便利な道具であると同時に、現代社会を生きていくためには最低限必要なものであることは確かです。

 

 

今日は、そんなお金を上手に得ながら、心も体も健康で、パートナーや家族と豊かで幸せな人生を歩んでいくために大切にしたいポイントを、3つの観点に整理してお伝えしたいと思います。

 

 

 

【1】主体は自分自身であるということを自覚する

 

 

 

幸せな人生を歩むための道具の1つであるお金を得るために、体や心を壊してしまったり、パートナーや家族ともすれ違ってしまったりと、本末転倒してしまう原因はどこにあるのでしょうか。

 

 

それは、シンプルに言うと、人生の主体が自分自身ではなく、『お金を得る事』に置き換わってしまっているからだと言うことができます。

 

 

人生の主体が置き換わってしまう心理には、『お金を得ることで幸せになれる』という固定観念が隠れていることがあります。

 

 

はじめに書いたように『お金は幸せに生きていくための道具の1つ』であると、私は思っています。

しかし『お金は幸せに生きていくための道具の1つ』という考えと、『お金を得ることで幸せになれる』という考えは、似ているようで大きく違います。

 

 

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この記事のライター

堀内 直子

約10年間、独自の心理学メソッドとそのコミュニケーション技術やコーチング等を学び、介護職講師として指導。さらに、コミュニケーション技術を生かして、パートナーシップやコミュニケーションに悩みを抱える女性の、心の整理をサポートするための個人セッションを提供。 現在は、パートナーと協力して3歳児の子育てをしながら、これまでの経験を介護サービスの調整役であるケアマネジャーとして生かしている。
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