2021-10-06
こんにちは。
パートナーシップコーチの堀内直子です。
前回のコラム『コロナ禍でパートナーとの関係にストレス増大!まず注目すべきたった1つのポイント
』で、
パートナーとの関係改善のために、自分自身の『気分』に着目してみましょうとお話ししましたが、ここではさらに具体的な『気分』の取り扱い方についてお話ししたいと思います。
ではその前に、その無料コラムのポイントを簡単に少し振り返ってみましょう。
① パートナーとの関係改善のための様々な方法が、書籍やインターネット等で紹介されている。
⇒ 自分が「これだ!」と思うものは実際に自分で試してみることが一番!
② それらの様々な方法を試してみたが、いまいちヒットしないなあと思っている方に、
着目していただきたいのが、自分自身の『気分』
③ 『気分』は、日常の自身の『言葉』や『行動』、『態度』に影響していて、
結果、パートナーとの関係にも大きな影響を与えている。
⇒『気分』に着目し、マネジメントすることで、結果的にパートナーとの関係改善も期待できる。
では、『気分』について、もう少し理解を深めてみましょう。
気分について理解しよう
そもそも『気分』とは何でしょうか?
表現として表に出た『言葉』や『行動』よりも、自分自身に内面で、自己イメージに近いところにあるのが『気分』です。
『気分がいい、悪い』
『気分が晴れる』
『気分が乗らない』
『気分転換する』
など、日常生活の中のいろいろな場面で使われている言葉ですし、
『気分が乗らないから、行くのをやめた』
というように、『気分』によってその後の『行動』や発する『言葉』も変わってくることは、日常的によくあることではないでしょうか。
『気分』の意味を改めて辞書で調べると『ある期間持続する、比較的弱い感情の状態』とあります。また心理学の分野では、同じ感情でも瞬発的で激しい怒りなどを『情動』と言い、意味が区別されています。
つまり、感情を波でイメージしてみると、
台風の時のように大きく白波が立った状態を『情動』、
日常的にある、静かなさざ波のような状態を『気分』と見ることが出来ます。
『情動』について、特に『怒り』は、そのままストレートに出してしまうと、相手との関係を悪くしてしまうこともあり、コントロールすることの大切さやその方法などが、メディアなどでも取り上げられるようになりました。
一方『気分』については、さざ波のように、日常的にいつも自分が感じているものであるため、これまで注視していなかった方も多いのではないでしょうか。
現代はストレス社会と言われるように、職場や家庭などの様々な場面で多くのストレスにさらされ、気づくと心身ともに疲弊しているという方も多いと思います。
『メンタルヘルス』という言葉が一般的になったことからもわかるように、『気分障害』と言われるうつ病や双極性障害が、自分と関係ない病ではないことは、現代を生きている多くの方が感じていらっしゃることではないでしょうか。
しかし、この『気分』は、健康な状態である方であっても、常日頃から自分自身の『言葉』や『行動』に影響を与えているもので、特に日常をともにするパートナーとの関係では、とても大きな影響を及ぼしています。
さて、ここまで読んでいただいて、今あなたはどのように感じてらっしゃいますか?
「そう言われるとそうかなあ。」と何となくでも感じてもらえましたか。
「気分が影響するなんて、そんなの当たり前だよ。」そんな感想を持たれた方もいらっしゃるかもしれません。
様々な感想をお持ちの方がいらっしゃると思いますが、少しでも自分自身の『気分』が、自分の物事のとらえ方、そして発する『言葉』や『表情』、『態度』や『行動』、さらにその場の『空気』や、『パートナーとの関係』にまで影響していることを感じていただけたら嬉しいです。
では、このパートナーとの関係にも大きな影響を与えている自分の『気分』をどう取り扱っていけばいいでしょうか。
ここでご紹介する内容は、気軽に取り組めるように、簡単な3ステップにまとめてあります。肩の力を抜いて気軽に取り組んでみてください。
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