2021-04-16
床に脱ぎ散らかした衣類や、キッチンシンク周りのゴチャつきを見ると、朝から滅入ってしてしまいフレッシュな目覚めも半減してしまうもです。誰かキレイにしてれないかな…なんてため息交じりに心の中でつぶやくこともありますよね。
働く女性は家事も育児も仕事も!と、週末でも休みはアルようで実際は無く、毎日がフルタイムの様な忙しい時間を過ごしているのが現状です。
そして、散らかった部屋を見るとついついダイニングテーブルやソファーの上など、自分に近い場所から片付けようとしますが、ちょっと待ってください!
自分に近い場所から片付けることは決して悪いわけではありませんが、リバウンドしない観点からお伝えすると根本解決にはならないので一度、ふ~っと深呼吸して次にご紹介する【片付けないから部屋はになる】を何度も読み、実践してみてください◎
【片付けないから部屋は綺麗になる】これは、【部屋を本当にスッキリさせる1つの手段】とも言い換えることができます。そのくらい重要なポイントなのです。
では、片付けないから部屋はキレイになるとは一体どういうことでしょうか?1つずつ説明しますね。
片付けとは?
物を適当な場所にきちんと入れ納めることを意味します。(今やネットで調べると色んな人が様々な表現をしていますが、私が実際にお客様の意識を汲み取った経験や、一般的に解釈されている持論でお伝えしています)
よく片付けられない人の行動を見てると、後で必要になるなどの理由で本棚の隙間に書類を突っ込んでテーブルを綺麗にしたと満足げにしていることがありますが、これではただ移動しただけなので、根本解決には至っていません。
だから、片付けはしない方が良いのです。私はそうした間違った片付けをしている人に対して、「片付けをしない代わりに整理をしてください。」とお伝えします。
そうなのです。
整理をすれば床に脱ぎ散らかる衣類や、キッチンシンク周りのゴチャつきも解消され、朝から爽やかにスタートできるのです!
では、整理とは一体何でしょうか?
整理とは?
整理とは、2つの意味が隠れています。1つ目は必要な物と不必要な物を分けること。そして、2つ目は不要な物を取り除くこと。この2つの意味があります。
整理によく似た言葉の《整頓》や《整列》など一見「キレイに整える」という意味でつかわれている言葉や行動でも、「不要な物を取り除く」という意味が含まれるのは【整理】しかありません。
だから、畳んだ服を引き出しの中に見栄え良くキレイに並べても(整列)、ダイニングテーブルの上にある物を移動してスッキリさせても(整頓)、その時はさっぱりしても時間の経過と共にゴチャっとしてきたらそれは一時的な効果でしかなく、根本解決には至っていないのです。
これは、例えるなら「奥歯が痛い!虫歯があって早く治療して綺麗な歯並びを手に入れたい!美しい笑顔で笑いたい!」と感じているにも関わらず、虫歯の治療をせずに美容クリニックに行ってホワイトニングに通う。みたいな行為をしているのです。
いやいやいや!!! ホワイトニングって… 突っ込みどころ満載!!
歯は芸能人並みに白く美しく輝くかも知れませんが、奥歯の痛みはまたぶり返し、美しい笑顔の裏で奥歯の痛みに耐える姿はすのは誰が聞いても予想出来るでしょう。
ということで、【片付けないから部屋は綺麗になる】意味は分かりましたか?
整理をしないと一生片付けから解放されないので目先の結果よりも根本治療と心得て行動に移しましょう!
次回のコラムでは【整理の手順】をご紹介します!
片付けのお仕事をして約8年。最新で最強の手順になるのでどうぞお楽しみに~