女性の生き方、働き方の提案をするコミュニティサイト W habit(ダブル ファビット) 女性の生き方、働き方の提案をする
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2021-04-12

こんにちは、Whabit代表の中村理恵です。

 

今回このコミュニティーをスタートするにあたっての想いなどを少し書いてみたいと思います。

 

きっかけは休憩時間から生まれた

私自身の仕事としては、主に個人事業主やスタートアップ経営者、スモール事業をする方に向けて販売戦略を立てるためのマーケティングやプロモーション事業を行なっています。

 

ありがたいことに今年で会社を設立して3年、2021年9月には4期目に突入します。
個人起業家の方々をコンサルティングしたり、各々が悩んでいることを解決していくための講座も開催しています。

 

2020年、その講座の最中に、
『ここにきている人たちがもっと活躍できるような場や機会を作りたいな』と思った瞬間があり、それをサブ講師の堀内に休憩時間中に話していたんですよね。

 

 

というのも、そこに参加していた人たちの80%がママ起業家です。自分のビジネスのことだけではなく、子供のこと、旦那さんのこと、家庭のこと、家事のこと、などすべて考えながら仕事をしていました。

 

そういった講座に参加するわけですから、当然今の状況でも、しっかりと自分の足で稼ぎ、自分の人生を生きたい!と思っている女性達なわけです。

 

その時には子供がいない人でも、将来的には子供を育てながらしっかりと働きたい、という理想を掲げる人もいました。

 

 

 

結婚や出産を機に仕事を辞めた女性は91.4%

その想いとは裏腹に、明治安田生活福祉研究所による『第8回結婚・出産に関する調査』の結果によると、第1子の妊娠・出産を機に仕事を辞めた女性は、契約/派遣社員・パート社員といった非正規雇用者で91.4%、正社員・公務員でも72.9%に上っていることがわかり、愕然とした気持ちになりました。

 

 

また、その理由についても’’家庭や子育てを大事にしたい’’という意向が多く見られる一方で「職場の出産・子育て支店制度が不十分」「職場が継続を受け入れてくれる状況になかった」と、’’職場環境’’が理由のケースも少なくないのが現状です。

 

 

男性 vs 女性

 

 

という構図はあまり作りたくはありませんが、戦後長らく引き継がれてきた私たちの社会の中の文化として、

・男性は外に出て働き、家族を養うためにしっかりと稼いでくること

 

・女性は家庭を守り、子供の成長を第一に考えて家族を支えること

 

という役割分担が根強く残っているな、と感じています。

 

私自身も出産して子育てをしてみて感じることとしては

・男性が育休を取る文化がなく、産後間もないサポートが必要な時期も1人で手探りをしながら子育てをしなければいけないこと

 

・保育園に預けている時に呼び出しがかかって仕事を途中中断しなければいけないのは、多くの場合女性であること

 

・自分の仕事がある中でも工夫して家事をしなければいけないのも、多くの場合女性であること

 

本当に多くの女性が、自分1人の人生を生きる前に『他人の人生』を生きることに慣れてしまい、自分の本当の価値ってなんだろう?私のやりたかったことってなんだろう?と思いながらも、どう現実を変えたらいいのかわからないまま、悶々と過ごす日々を抱えている人も、多いと感じています。

 

 

 

 

コンセプトは『自分の価値を自分で決め、世界で活躍する女性』

しかし、女性には女性の価値があり、その価値、知識、経験を生かして「理想の働き方・生き方」を実現できると思って、今回この新しいコミュニティ型ポータルサイトを立ち上げるわけですが、このサイトを通して学び得たことを生かし、自らのライフステージに合わせた働き方や生き方を実現して欲しいと思っています。

 

 

それができれば、SDGsにおける

5. ジェンダー平等を実現しよう

8. 働きがいも経済成長も

 

という目標に近づくことが可能だと考えています。

 

とはいえ、

「私も理想の未来を実現したい!」

「夫と家事分担をして、自分の時間も大切にしたい!」

「子育てだけじゃなく、自分も価値を活かして仕事をしたい!」

 

と考え始めても、まず何からスタートすればいいの!?と思う女性も、多いのではないでしょうか。

 

 

例えば、
「夫と家事分担をして、自分の時間も大切にしたい!」

と思っていたとしても、実際どう夫に切り出す?家庭内でも話したことのないテーマ、どのように話すのが一番いいの?

 

夫にも協力してもらうためには、理解を得なければいけないと思うけど、どう話したら理解してもらえるの?

 

ということや、ではいざ
「私も自分の理想の未来を実現したい!」

 

と思ったとして、何から始めたらいいの?私の理想の未来って何?がわからないということも、あると思います。

 

 

ですので、私たちは
・パートナーシップ
・マインドコーチ
・手帳/スケジュール
・起業副業支援

という具体的に「どうスタートするのか?」ということを専門に扱っている講師をこのコミュニティで用意しましたし、また生活していく中で生じてくる
・時短料理
・家事
・整理整頓
・育児

などの目に見えないけれど重要な部分を効率よく実践したい!と思う方には、お役立ち情報を提供してくれる講師にもこの企画に参画してもらうことにしました。

 

更には、出産を経て体調不良になりやすい女性に向けてのお悩みなどを解決してくれる、身体のプロフェッショナルたちも、おります。

 

 

女性が女性の価値を活かして活かして働くことでより多くの女性が自分らしい人生を生きれること、自分の人生を諦めず実現したいことができるようになること、働く女性が増えることで日本の経済効果を押し上げること、を目標にこのW habitは活動して行きます。

 

 

 

この記事のライター

コンサルタント

中村理恵

(株)L three O four代表取締役。主に個人起業家、スタートアップ経営者、スモールビジネス向けのマーケティングや販売戦略プロモーションを支援。W habit代表を務める、葉山在住二児の母。主人は会社員を卒業し、育児をしながら会社業務を手伝ってくれている。
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